徒然なるままに~社会人院生~

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気が付けば夏も終盤、少しずつ心地よい風を感じられるようになってきました。


さて、大学院生活も4分の3を終えようとしています。

大学院の合格発表があったのはちょうど2年と1日前。今でも合格発表の日は忘れません(笑)

朝から2学期の始業式、午前中はバタバタと生徒たちと過ごしていました。午後からは、お仕事でかなり大きなオンライン会議(コロナ禍以前からオンラインを活用している職場でした)での発表を任され、終わったのが17時。結果を見たのはお仕事を終えて車に乗った確か21時過ぎでした。

当時はまさか新型コロナウイルス感染症なんてものが登場するとも思わず、「あー退職するのかー引継ぎ書類来週から作ろ!」と思う程度でした。


そんな日から2年、大学院での生活が予想していたものかと言われると全く違います。

開始が1か月半遅れ、構内に入れたのは入学から3か月が経過した頃、そこからも何度となく入構禁止を経験し、学外での調査研究はできない日々。学会はオンライン開催になり、人に会うこともなく、画面の向こうのなんとなく名前を見たことある人が増える程度。

それでも、今できることをと進めていると、なんとなく先が見えてくるものなのかもしれません。


さて、私は一度社会人を経験し、退職して大学院へ進学する選択をしました。

あのまま仕事を続けていたら中間管理職から管理職への道もある、一応出世街道と言われる場所にずっといました。だからこそ、退職に不安がなかったかと言われれば嘘です。そして、入学金振込の直前に役職への打診があり、そのタイミングで進学を諦めることも考えていました。

それでも進学を決めたことは本当に良かったと思っています。

学部卒業してすぐ進学していたら今のテーマでは研究していないし、気持ちも続いていなかった気がします。また、あの時進学を決めていなければ、あの時出世の道を選んでいたら、多分2度と大学院進学を考えることはなかったと思います。

コロナ禍で思うように生活できない日々、思うようにいかない日々にイライラした日もたくさんありました。研究ができない不安も常に持っています。

ただ、改めて私は家庭科教育が好きで、通信制高校という学びの場が好きなのだと実感できる日々を送っています。


社会人になってから退職して進学する。回り道なのかもしれません。

でも、そんな選択が当たり前にできる世の中になるといいな…と経験して感じています。

と、合格発表から2年の記念に書こうと思っていたのに気づけば1日経過…そんなものです。


ここに記載する内容は、某通信制高校に勤務した一教員の経験談に過ぎません。 そんなこともあるのだ・・・程度でご覧いただければ幸いです。 また、質問等ありましたらコメントまたはTwitterのDM等にてお願いいたします。

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