先日、9月24日、文部科学省にて「「令和の日本型学校教育」の実現に向けた通信制高等学校の在り方に関する調査研究協力者会議」が行われました。
その後、「通信制高校、文科省が抜本改革へ 対面授業を導入、監督強化も」というメディア報道により、様々な情報がTwitter上に溢れていました。
さて、そもそもなぜ今文部科学省にてこのような会議が開かれているのか。事の発端は平成27年度、高等学校就学支援金の不正受給問題から始まりました。今は昔…のようですが、まだ7年前ですね。
その後、平成28年度、「広域通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議」を設置、同年「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン」の策定。その後、平成30年度、「ガイドライン」の改訂、学習指導要領の改訂、学校教育法施行規則の改正により、メディア減免について配慮事項の明確化されました。令和元年度には「通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議」が設置され、令和2年度末、「通信制高等学校の質の確保・向上に関する調査研究協力者会議 審議まとめ」が出ました。
と、まとめてみると、この数年で幾度となく専門家が審議を行い、少しずつ対応されてきました。そして、今です。
先日、Twitterに怪しいクイズを出題しました。完全に出題者のミスじゃないか?と指摘されてもおかしくない怪しい書き方になってしまっているのはご容赦ください。
次回、これについて解説していきたいと思います!(今日書こうと思って書き始めたのですが、長くなったのでやめます。)
今話題の通信制高校の対面での指導、現行学習指導要領や質確保向上のガイドライン等を見た場合、以下のうち問題ない記述はどれでしょう。
— 進む道が見えない家庭菜園の人 (@kateika_nnnnn) September 30, 2021
次回答え合わせまでに考えていただけるとありがたいです。
ここに記載する内容は、某通信制高校に勤務した一教員の経験談に過ぎません。 そんなこともあるのだ・・・程度でご覧いただければ幸いです。 また、質問等ありましたらコメントまたはTwitterのDM等にてお願いいたします。
以下、本日の記事の引用元です。
文部科学省,「令和の日本型学校教育」の実現に向けた通信制高等学校の在り方に関する調査研究協力者会議(第1回)配付資料,【資料3】議論を進める上での共通認識及び本会議の検討課題(案)