通信制高校~教科指導家庭全般編~

さて、今回は通信制高校で行っていた「家庭基礎」の教科指導について。

そもそも、通信制高校の教科指導とは?いうお話から。

通信制高校での教科指導は全日制高校や定時制高校と大きく異なることはなんとなく想像できるかと思います。では何が違うのか・・・


大きく変更はありませんが、ここでは高等学校学習指導要領平成21年3月告示に基づいてお話ししたいと思います。記載内容を知りたい方は「第1章総則第7款」をご覧ください。

また、下記に参考にしている法律等も記載しております。


とても簡単に説明すると通信制課程には教育課程の特例が存在しています。

これにより「添削指導」「面接指導」「試験」を満たすことで単位認定を行います。

家庭では1単位当たり「添削指導2~3回」「面接指導2~8単位時間」と決められています。家庭基礎の場合は2単位のため「添削指導4~6回」「面接指導4~16単位時間」となります。多様なメディアを視聴した場合面接指導の減免を行うことも可能です。


この限られた時間数と内容の中で家庭基礎のすべてを網羅する必要があるのが現状です。

では、具体的に添削指導って?面接指導って?試験って?というお話なのですが、この辺りは私自身が説明できる自信がないので少しずつ。

まずは、通信制高校の家庭科の指導で行うことは「添削指導」「面接指導」「試験」の3つということ、この3つに生徒が取り組むことにより単位認定されることがとても重要ポイントだと私は思っています。


参考資料

参考資料4 定時制・通信制課程に係る主な関連法令等について(文部科学省)

関係法令等がまとまっているためわかりやすい参考資料です。

高等学校通信教育規程(昭和37年9月1日文部省令第32号)

高等学校学習指導要領 平成21年3月告示 第1章第7款

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