通信制高校~教科指導家庭添削指導編~
さて、今日は家庭科の添削指導について。
面接指導同様、添削指導も学校によって大きく異なります。
プリントを配布し、登校日に持参し提出する
年に1度冊子を配布し、終わったものから郵送で提出する
タブレットやPC等で提出する
様々な方法があります。
そんな添削指導、教員側が行うことはたくさんあります。
まず家庭基礎の場合1人当たり4~6回の添削指導が必要です。私の勤務していた学校では6回の設定でした。
そのため、まず6回分の添削指導を作成することから始まります。
最低限必要な家庭基礎の内容を網羅できる問題を6回に入れます。詰め込みすぎにならないように、自分の力だけで学習が進められるようにする必要があります。
全日制高校の試験問題やワークシートと大きく異なるのは、全く何もないところから生徒が一人で学習を始める点だと思います。この点は何が正解なのか、今もわかりません。
その後、生徒数×6回の添削指導の添削が必要となります。
通信制高校、普段生徒は学校来ないのに何しているの?にもつながる部分ですが、添削指導の添削は教科指導において特に重要な業務だと思います。
正誤の確認はもちろん、添削コメントをつけたり、どこに困難を感じているのか、確認しながら添削を行います。
もちろん、返却後は質問があれば回答したり、生徒の成績に反映させたりしていました。
対面で行う指導ではありませんが、全日制高校の授業と同じ大切な教科指導です。
さて、次回も教科指導についてのお話でも書き綴ろうかと思います。
ここに記載する内容は、某通信制高校に勤務した一教員の経験談に過ぎません。 そんなこともあるのだ・・・程度でご覧いただければ幸いです。 また、質問等ありましたらコメントまたはTwitterのDM等にてお願いいたします。
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