通信制高校~令和の日本型学校教育…~
「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」が話題ですね。私の周りだけですかね。
詳しくは下記をご覧ください。
この中に、「定時制・通信制課程における多様なニーズへの対応と質保証」が明記されているためか、周囲から「通信制高校話題だね」と言われる機会が続きました。もうしばらく続きそうです。
そして、必ず聞かれるのが「あれ見てどう思ったの?」というお話。
今日は(ネタが尽きていたので)どう思ったの?を書いてみようと思います。
ということで、どう思ったのか。
一言でいえば「また、そしてまだそのお話ですか」です。
特に、「高等学校通信教育の質保証」の話題。
質保証の問題については、数日前にも、某新聞社が独自取材として通信制高校のずさんな運営についての記事が出ていました。こちらを読んで連絡くださった方もいました。
情報を頂けるのはありがたいお話ですが、正直「何をいまさら」と思ってしまうのです。
なぜ私がそう思うのか。それは、平成28年「高等学校通信教育の質の確保・向上のためのガイドライン」が策定(翌平成30年一部改訂)、その前の実態調査の際に出てきた様々な課題だからです。
詳しくは下記をご覧ください。
ちなみに、あまり詳しくは書けませんが、この実態調査が行われた時期、私は通信制高校に勤務していました。そして、まさかの点検調査の日が誕生日…といまだに忘れられない日です。
さて、今回明記されたことは意味がないのか、と言われればそれも違います。
今回、声をかけてくださった方はこれをきっかけに通信制高校に興味を持ってくださった。それだけで十分だと思うのです。
いや、もちろん、通信教育の質確保の徹底が最も大切なことです。ただ、机上の空論ではなく、中身のある話を今後もしてほしいと願っていますし、今後絶対にしなければならないことであるとも思っています。
ただ、今は、通信制高校に在籍する、卒業した、これから入学する…関わる全ての子どもたちが自信をもって「高校を卒業した」と言える未来にするために、私は私ができる範囲で考えるだけだと思っています。
最後の一文が多分私の本音です。
ここに記載する内容は、某通信制高校に勤務した一教員の経験談に過ぎません。 そんなこともあるのだ・・・程度でご覧いただければ幸いです。 また、質問等ありましたらコメントまたはTwitterのDM等にてお願いいたします。
0コメント